診療対象動物
Target animals
犬、猫、ウサギ、ハムスターはもとより、いわゆるエキゾチックアニマルの診療にも対応しております。お気軽にご相談ください。
犬
DOG
猫
CAT
ウサギ
RABBIT
ハムスター
HAMSTER
鳥
BIRD
爬虫類
REPTILES
一般診療
General Practice
人の医療の場合、内科・外科・消化器科・循環器科・歯科など各専門の病院が存在しますが、動物診療は各専門分野がひとつになった、総合病院といえるでしょう。
当院ではさまざまな分野においてプロフェッショナルを目指し、常に最新医療をとりいれるべく、日々努力を重ねております。
犬猫だけでなく、あらゆる動物の飼い主さま、大切な家族のいつもと違う変化に気づいたら、早めにご相談ください。
こんな症状が見られたら来院してください
- 食欲がない
- 咳・くしゃみ
- 下痢・嘔吐
- 鼻水・よだれが多い
- 血尿・血便
- 頻尿
- 尿が出ずらい
- 多飲・多尿
- 異常に耳を掻く・耳だれ・ひどい汚れ
- 皮膚を痒がる
- 足を引きずる・歩き方が不自然
- 背中を丸めてじっとする
動物たちは人間と違って、自分から体調が悪いと訴えて来てはくれません。私達飼い主が動物たちの変調に気づいてやるしか病気から守る手段がありません。その上動物たち、特にネコはとても我慢強く、ちょっとやそっとの体調の変化は本能的に隠そうとします。
過去にこんな症例もありました。
頬に傷 ミニチュアダックス
「どこかで傷つけたりひっかいたりしたのか、頬っぺたに傷があるのです」と来院されました。
注意深く診察するとその原因は、「歯石による歯槽膿漏」でした。
ただの傷ではなく、細菌の塊である歯石が後臼歯にこびりつき、歯肉炎を引き起こし歯根部にまで及んでいたのです。
すぐに抗生物質の投与を開始し、歯肉の炎症を抑え、安全に麻酔をかけた鎮静下にて、【歯石の除去】および、痛みの原因となっている【化膿し歯根がぐらついている歯の抜歯】、さらにすべての歯の状態を確認・適切な処置を施し、スケーリングを行いました。
嘔吐 ヨークシャーテリア
「昨日から何度か吐いているんです。食餌も食べたがらないので、どこか胃腸が悪いのでは」と来院されました。
嘔吐の原因は消化器の問題ばかりではないので慎重に診察します。
この子の場合は、「子宮蓄膿症」でした。
子宮に膿が溜まり、パンパンで破裂寸前の状態。この膿により腎機能も著しく低下し、それが原因で吐いていたのです。
この場合治療には必ず【外科手術】が必要になります。緊急手術を施し、数日の入院で元気に退院されました。嘔吐の原因は他にもたくさんありますので注意が必要です。
どうか大切な家族の一員として動物たちの挙動を注意深く見守っていただき、日頃から彼らのちょっとした体の変調を見逃さないように心がけてください。
各種予防接種
Vaccination
予防接種
混合ワクチン
飼育環境に合わせたワクチンをおすすめしています。
犬 | 猫 |
---|---|
ジステンバー パルボウィルス 伝染性肝炎 アデノウィルス パラインフルエンザ2型 レプトスピラ | ウイルス性鼻気管炎 カリシウイルス 白血病ウイルス クラミジア |
狂犬病ワクチン
狂犬病は、感染した犬に咬まれたり、引っ掻かれたりすることにより人に感染し、高い致死率で死に至るとても恐ろしい病気です。
「狂犬病予防法」により、犬の所有者はその犬について毎年1回の予防接種を受けさせることが義務づけられています。
自治体主催の集団予防接種以外にも、動物病院でも受けることができます。
フィラリア予防
フィラリア症とは、蚊が媒介する心臓や肺動脈へ寄生虫が寄生して起こります。感染すると咳等の症状を伴い、死に至ることもある犬にとって危険な病気のひとつです。手術による治療が必要になるため、予防薬の投与が重要となります。
猫もフィラリア症に感染します。猫の場合症状がほとんど出ないので、注意が必要です。
ノミ・マダニ対策
ノミは、犬猫にアレルギー性皮膚炎などを引き起こす原因となります。
マダニは、貧血や皮膚炎などの他、バベシア症など命にかかわる病気も媒介することがあります。人への被害も報告されており、厄介な寄生虫のひとつです。飲み薬やスポット剤などを、定期的に投与しましょう。
不妊手術
Fixing
去勢手術
去勢手術とは、雄の精巣を切除して、繁殖能力をなくすための手術です。
去勢により攻撃性が薄れ、発情時のスプレー行動(マーキング)等を抑えたり、さまざまざ病気の予防にも効果があります。
手術に適した時期などについては、お気軽にご相談ください。
避妊手術
避妊手術とは、雌の卵巣と子宮(または卵巣のみ)を切除して、繁殖能力をなくすための手術です。
発情時の様々な問題行動を抑えたり、さらにはさまざまな病気の予防にも効果があります。
手術に適した時期については、当院スタッフにお気軽にご相談ください。
診療の流れ
Procedures
受付
初診の方、あるいは診察券をお持ちでない方は、受付のメモ用紙へ、①飼い主様のお名前、②ご自宅の電話番号もしくは携帯番号をお書きになり、診察券入れにそのメモ用紙をお入れください。診察順に、お名前をお呼び致しますので、スタッフへ初めて受診する旨をお伝えください。問診票へ記入をしていただきます。記入が出来ましたら受付スタッフへお渡しください。
診察
問診票からカルテを作成し、これに基づいて診察室にて飼い主様に症状等についてお聞きします。
対象動物に対し、触診・聴診・視診等を行っていきます。
検査
診断状況に応じて検査が必要になる事もございます。その場合、飼い主様のご了承のもと各種検査を行ってまいります。
治療
診察および検査結果について説明させていただいたのち、必要に応じて治療を行います。
継続治療で再来院いただく必要がある場合もございます。その場合、次回来院日をご相談し、通院していただく頻度などもご説明いたします。ご自宅にての投薬が必要な場合、お薬の投与方法の説明をさせていただきます。
会計・処方
診療が終わりましたら待合室にてお待ち下さい。スタッフよりお名前をお呼びしますのでお会計をお願いいたします。
お薬の出る場合、お薬の種類、1日に飲ませる回数・期間、その他注意事項等のご説明をスタッフよりさせていただきます。
ご帰宅後、体調の変化があったりその他ご不明な点がありましたらご遠慮無く当院へご連絡ください。